豪徳寺、小田急線
雨上がり
きいろに光る夕日
雨上がり
きいろに光る夕日
ハモニカクリームズ
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したいことがあると、すぐさま動くひとが世の中には
私が思うよりずっと多くいて、
それは何とも、すてきなことだ
私は残念ながらそのタイプではない
気まぐれ神様の叫びが聞こえた大きな決断以外は、
つねに遅々とし役立たぬことを考える、ぐずぐずもじもじタイプ
これまでは先立つものを言い訳にしてきたが、
そんな制約ではなくて、
ひとの性質や行動パターンにもっと多く依存しているようだ
昔から、ケルトのアップテンポな曲をきくと、
からだもあたまもすっきり軽快さを取り戻す
それはコーヒーの香りより栄養ドリンクのカフェインより
強力だ
それは科学的理論で考えられることのようで、
脳の中のねじがこのリズムによって
ぽんぼろっと外れるからだとおもう
最近、書きたいという小さな衝動に出くわす
一人の、仕事を離れた休みの日に
一人のメモだけにしておけず、
どこか人がいるところに
誰かが言った、心が燃える瞬間にペンを取れというのはなく、
今や友人がかつてのように反応してくれるというのでもないが、
中で何かがくすぶりうごくのをどうにか
外ににがすため
今していることは何かがおかしいと、
おかしくてもそれをしないではいられないと
そのはざまで揺れるものを
どこかに放してやらずにはいられないのか
いつになっても、色を決められず、
心を決められず
人の見えないところでうずくまっているだけなのに
そんなものを人目に曝すいみもないのにそれでも
そんなでも生きていることを証したいとでもいうように
光をみつけても、
届かずして手前に絡繰りをみつけ、
地団太をため息にしてみたり。
それでもまた足をばたつかせ、
何とか今から抜け出したいと願ってみたり。
荷物を置き去りにする勇気もなく、
ジョブズの問いにNOと答える日が続いても、
結局は今背負っている荷物を一つ一つ
時間に追われほどくことしかできなかったり。
それでも、孔子さんでも、四十まで惑っていたと知ると、
私なんか、まだまだ学びながらひたすら立って歩きなさいと
言われているような気がする。
先立つものと自由がなければ、重い空飛ぶ乗り物に乗って、
海の向こう、遠い奥地を放浪することもできないが、
教科書らしく見えない書はきっと周りにざんざか転がっている。
久々に見られたカーネーション、
尾野真知子さん扮する糸子が、
娘の結婚式の朝、
「茶番」と言いすてて出かける姿が潔かった。
茶番
川がある
太くなったり細くなったり
水かさも増したり退いたり
深かったり浅かったり
くねくねと
ゆったりと
激しく
流れる
穏やかな日
そよ風
きらきら
陽光
木の葉
蜜柑
鳥のさえずり
茶色
黄色
緑
祖母
かつて、先輩や友だちとして
慕っていた人たち。
何年隔てても、どんなに遠くにいても、
こちらの声に、できる限りの声を返してくれる。
思いがけなかった週末の難題。
仕事だから、といえば、すべてがそれに飲み込まれてしまって、
それがどういうことだったか考えることすら無意味にも思えるけれど、
私一人ではできなかった、私がやらなければならなかったこと。
支えてくれたのはそんな人たちの存在。
ほっとした疲労の中で、感謝尽きない。
韓国のWさん、東京のHさん、どこかわからないOさん。
何だかわからない馬鹿なことだったにしても、
少しは信頼回復に役立つことだったにしても、
そんな存在を、思い出させてくれたこと。
よって、感謝すべきこと。
昔、クリスチャンの友だちと親しくしていたとき、彼らは私に、聖書は、彼らにとって、日本語で慣用的に使われている意味の「バイブル」そのものだということを感じさせてくれた。
それでも、一人の友だちは、同じクリスチャンでも、宗派や個人の相違について解釈が異なることを、justificationという言葉で私に説明した。
そのときには、私は自分のこととして、それを感じることができなかったが、明文化された聖書を持たないながら、まさしく同じことを自分も日々していると、今日、初めて感じられた。
ここまで人間をしてきて、世の中にはグレーのゾーンがあり、誤りや矛盾も時に通っていることはさすがに承知している。何だかわからず、また間違っていても、もし、それに何かしら意義を見つかられるなら、私は自分の行動を正当化し自分を動かせる。たとえ独りよがりな理由付けでも。反対に、自分の中で意義を見出せないと、言いかえれば、正当化できないと、私はちゃきちゃき自分を動かせず、どんな晴れた空の下でも、どんよりした気持ちで立ち止まってしまうことに今週末は気づかされた。
誰の不幸も願うことなどできないし、自分にできないという自由を今はまだ使うべき時ではないから、明日はそれでも、正当化できない山を前に自分を動かす。どんよりは、ため息に吐いて、私だけの傍に置いて。
4巻まで読んだ。
「完全とは、取り去るものが何もないこと」
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